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Web 共済と保険2025年4月号

国際協同組合保険連合(ICMIF)ブエノスアイレス大会
ヤングリーダーズプログラム参加報告

日本共済協会 調査研究部
小野 眞介(おの しんすけ)

 本稿は、国際協同組合保険連合(ICMIF)が2024年11月に実施したICMIFブエノスアイレス(アルゼンチン)総会を含む大会期間中に実施されたヤングリーダーズプログラムの参加報告です。
 なお、ICMIF大会(総会含む)については「共済と保険」誌2025年1・2月号3月号に報告記事を掲載しています。
※当記事では当該プログラムが実施された時点の参加者(報告者も含む)の所属先等をそのまま記載しています。

1.はじめに

 国際協同組合保険連合(ICMIF)は、会員各組織の将来の有望なリーダー候補者であるヤングリーダーを対象に、その育成を目的とするヤングリーダーズプログラム(以下、YLP)を実施しています。YLPは、他のICMIF会員からの学びと協力の機会であるとともに、世界中のCEO、上級管理職、業界リーダー、外部の主要な影響力を持つ人々とのネットワークを築く機会を提供しています。
 今回のブエノスアイレス大会(2024年)におけるYLPは、英国でのロンドン大会(2017年)、ニュージーランドでのオークランド大会(2019年)、イタリアでのローマ大会(2022年)に続き4回目の実施となり、世界19ヵ国から58名が参加しました。日本会員からはJA共済連より3名、こくみん共済 coop より5名、日本再共済連より1名、コープ共済連より3名、日本共済協会より1名、合計13名が参加しました。
 以降、参加者に提供された事前・事後サポート、ICMIF大会におけるYLPの内容、および所感を報告します。

2.事前、事後のサポート

 参加者は、ブエノスアイレス大会・YLPに参加するにあたり、多くの準備を行いました。ここでは、ICMIFと日本共済協会により提供されたサポートについて記載します。

(1) ICMIFからのサポート

① バーチャル導入セッション(2024年10月16日)

 YLP主催者側によるウェビナーが事前に開催されました。主にICMIFの組織、YLPの内容、ブエノスアイレス大会のアジェンダに関する説明や参加者による自己紹介等が行われました。

② 「LinkdIn」について

 世界で最もメジャーなビジネス向けSNSである「LinkdIn」を活用した、参加者間の情報共有の場が設けられました。自己紹介や関心事を共有し、世界のYLP参加者とネットワークを構築できたことで、参加者同士がいつでもアクセスしてコミュニケーションできるようになりました。

(2) 日本共済協会からのサポート

 日本共済協会では日本会員のヤングリーダーを対象に、①ICMIF大会・YLPに関する情報提供、②国内のYLP参加者同士の交流、③YLPの充実化を図る事を目的に、事前交流会と参加者報告会を開催しました。

① YLP参加者事前交流会(2024年10月21日)

 「YLP参加者事前交流会」では、①YLP参加目的を考える機会の提供、②AOA(国際協同組合保険連合アジア・オセアニア協会)からの各種情報の提供、③過去のYLP参加者や支援団体からの経験談、報告等のプログラムを実施しました。プログラムを通じてYLP参加に向けた課題や準備すべき事項の明確化とともに、参加者間の交流を深めることができました。

② YLP参加者報告会(2024年12月17日)

 ICMIFのYLP参加後の12月17日に、「YLP参加者報告会」を開催しました。これは、「YLPの参加を通して学んだこと」を振り返り、参加者がお互いに学んだことを共有することで、今回の経験を具体化し、日々の業務や今後のキャリアに活かすことを目的としたものです。当日は、参加者間で活発な発言が飛び交い、最後に「これからに活かしていくこと」をテーマに参加者全員が発表し終了しました。発表された内容の一部は本記事の末尾で紹介します。

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3.ICMIFヤングリーダーズプログラム(2024年11月12日~15日)

【日程とプログラムの内容】

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 YLPは上記日程にて実施されました。以降、概要について記載します。
 なお、ヤングリーダーは、YLPと併せてICMIF大会および附随するイベント等にも参加しました。

(1) YLP導入セッション等(2024年11月12日)

 冒頭にアイスブレイクが実施されたことで参加者間の緊張がほぐれ、効果的にプログラムに入る下準備ができました。まずは異文化との長期的なコミュニケーション構築に役立つ講義が行われ、これは、米国のエリン・メイヤー教授が異文化の違いを可視化するために提唱した「カルチャーマップ」にある8つの指標のうち、①コミュニケーションの図り方、②評価の仕方、の2つを学ぶものでした。参加者は、まず自分の組織と他の組織の類似点と相違点を理解する事の重要性を認識しました。そして多様性の力を理解するための必要なコミュニケーション能力を習得することができました。続いて、2日後に行われるICMIF会員のCEOとの朝食セッション「CEO円卓討論会」に向けた準備として、質問事項等についての意見交換を行いました。

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 導入セッションに続いて開催された歓迎レセプションでは、ICMIF会長のロブ・ウエッセリング氏から、「ヤングリーダーは業界の未来であり希望です。そして、ICMIF大会の主役はヤングリーダーであり、帰国後はYLPで得たことを活かし、周囲に影響を与えてほしい」とした激励の言葉をもらいました。

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(2) 朝食セッション「CEO円卓討論会」(2024年11月14日)

 YLPのメインとなる、ICMIF会員のCEOと参加者による朝食セッションです。
 さまざまな地域からの参加者6~7名で構成された9つのグループの円卓に、それぞれ1名のCEOが同席しました。朝食を取りながら、戦略、イノベーション、相互扶助、リーダーシップなどさまざまな角度から疑問や課題について、CEOと意見交換や質疑応答を行うことができました。そのうち、日本人の参加者が座った7グループについて、印象に残ったことなどを報告します。

CEO 参加国名 日本人参加者の感想・印象に残ったことなど
Rob Wesseling氏
 Co-operators
(カナダ)
President and CEO
日本、
米国、
ベルギー、
中国(香港)、イタリア
●保険共済業界における多様な業種の方々との交流により業界への理解が深まりました。国内外問わず、同じ協同組合の仲間、保険会社に勤める方、再保険部門、再保険のブローカーとの交流でパーパスに向けてあらゆる方法で社会へ価値を提供・貢献できることを認識しました。
(こくみん共済 coop , 能津 由紀子)
●協同組合保険組織・共済団体は、コミュニティを基盤にして心の底から目的を実現しようと行動できる環境であり、これは働く人にとっても魅力的であると実感しました。CEOがヤングリーダーに意見を求める場面もあり、若い世代に耳を傾ける姿勢が印象的でした。(こくみん共済 coop , 堀田 真由)
Adam Heath氏
FMG
(ニュージーランド)
CEO
日本、
南アフリカ、
ニュージーランド、
カナダ、
豪国
●「パーパスを浸透させていこう!」の中には
・スペシャリストとしての経験を活かすこと
・成功事例を共有してつなげていこう
・相手の価値を創造し、高めていこう
などの内容を丁寧に話してくれたことが印象に残りました。世界の協同組合では同じような考えをもって取り組んでいることから、つながりを活かし互いに学び合うことが大切だと感じました。
(こくみん共済 coop , 立石 美佳)
●サービス・プロフィット・チェーン(職員の職場への満足度が高いと業務の質が向上しそれによって利用者の満足度も向上し、めぐりめぐって事業の成長につながる好循環を生み出すことができる)の考え方を学ぶとともに、以下の点が印象に残りました。
①職員とのコミュニケーションを通じてパーパスへの理解・共有を促し、職員の帰属意識を強化する方法を見つけるようにしている。
②自らが「常に挑戦する姿勢の手本」となれるよう心がけている。
③決断軸を常に「将来の世代にとって良いことか」という点に置いている。
(JA共済連, 森本 志保)
Hilde Vernaillen氏
P&V
(ベルギー)
Chair
日本、
米国、
カナダ、フィリピン
●CEOから「何か変化を起こそうとするとき、みんなで取り組む必要があるが、そこでのリーダーシップはとても大事で、みんながリーダーについていきたいと思わないと変化は起こらない」とコメントをいただきました。何かを始めたり変えていこうとする際、ひとりだけでは成しえることはできないため、チームメンバーとのパーパスの共有はとても重要だと感じました。また、リーダーとのコミュニケーションがメンバーの働くモチベーションに少なからずつながっていくのだと感じ、いい組織づくりに必要なことなのだと実感しました。(コープ共済連, 保山 沙紀)
David Hynam氏
LV=
(英国)
Chief Executive
日本、
南アフリカ、豪国、マレーシア、英国
●CEOから、社会や地域に貢献するという目的をもって働くこと、働く職員のやりがいという観点の重要性を説いており、どんな仕事をするかというよりも、こうした意識を持つ職員と仕事をすることが強い組織づくりには大切だと伺いました。(コープ共済連, 菅野 祥平)
●コロナ禍以降、イギリスでは保障商品に対するニーズが増加しており、保険・共済業界各社の営業実績は非常に好調。最大の理由はイギリスの健康保険の仕組みにあります。イギリスでは一旦、医療費を全額支払い、後で給付を受ける仕組みだが、この手続きが非常に煩雑で給付まで時間がかかります。このため、国の制度を上回るサービスを提供することで、消費者に選んでもらえる存在になることができています。(コープ共済連, 和栗 宗輝)
Jan Kamp Justesen氏
LB Group
(デンマーク)
CEO
日本、
中国(香港)、
仏国、
豪国、
カナダ
●周囲を理解し、自身についていきたいと思わせることがリーダーシップであること、そのためには人間性を育てることが必要なことを学びました。
(こくみん共済 coop , 平松 陽介)
●組織をけん引するリーダーになるためには、多様な経験をしたうえで、自分の弱みと強みを十分に理解することや周囲にこの人についていこうと思わせる情熱が必要であるということを学びました。
(こくみん共済 coop , 楠瀬 貴大)
Tracy MacDonald氏
Trillium Mutual
(カナダ)
CEO
日本、
フィリピン、
スウェーデン、
カナダ、
豪国、
ニュージーランド
●CEO自身の考えとして、「キャリアはラダー(はしご)ではなく、ジャングルジムのようなもの」というメッセージをいただきました。選択肢を一つに絞らず、ジャングルジムのようにどこからでも登り、移動し、降りながら、幅広い経験を積むことが、自組織への理解を深め、新しい視点を持つことにつながることを改めて学びました。積極的な姿勢で経験の幅を広げていきたいです。
(JA共済連, 小池 美和)
Ylva Wessén氏
Folksam
(スウェーデン)
President and CEO
日本、
米国、
カナダ、
デンマーク
●われわれ若年層が組織のパーパスを真に理解することの重要性・必要性とともに、実現に向けて、CEO自ら組織全体が同じベクトルに向くように働きかけている様子が伺えたことが非常に印象的でした。(JA共済連, 猿田 浩己)
●CEOより、保険業界においてデジタルにすべきであるという観点がある一方で、契約者からの信頼や社員に対する教育には依然として対面的なアプローチが重要である旨、丁寧にご説明いただきました。また、若い世代へパーパスを伝えるためには、伝統的な紙使用やレターではなく、より若い世代に受け入れられやすい方法や時代に沿った方法で伝えていき、若い世代から意見を吸収し、マネジメントへ反映させることが重要であると説かれ、若い世代への傾聴も大切にされている印象を受けました。(日本再共済連, 林 芳子)

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4.所感と参加者コメント

 YLPへの参加を通じて、参加者は多くの事を学ぶことができました。特に、「CEO円卓討論会」での各CEOからのアドバイスや発言は、多くの気づきを得る貴重な機会となりました。
 また、事前交流会の開催により、意見交換の機会を持てたことで、ICMIF大会・YLPの参加者の後押しができたと思います。
 さらに、参加後の報告会で、得られた気づきを参加者間で共有したことで、今後の業務やキャリアに活かしていけるものと確信しています。
 そのほか、今回の出張全般を通して、海外の方とのコミュニケーションをする中で、海外から見た日本の印象について直接触れる機会がありました。これは、先人たちが積み上げてきた功績が、現在の日本に対する印象につながっていると感じたとともに、これからも大切にしていきたいと強く思いました。今回の参加を通じて多くの気づきを得ることができたのは、2024年度ICMIF大会・YLPに携わった多くの関係者の皆様の支援のおかげです。心より感謝申し上げます。
 最後に、YLP参加者のICMIF大会・YLP参加についてのコメントを紹介します。

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氏名
(組織名)
コメント
森本 志保
(JA共済連)
協同組合保険組織・共済団体としての思いは世界共通の部分があり、国内の仕事であれ目線を世界に向けることは新たな気づき・突破口になりうる大きな意味あることと実感しました。どの部門にいても組織のパーパスから心が離れてしまう時は向かう方向がぶれてしまうと思うので、YLP参加者として周囲にリマインド・アシストしていける存在になりたいと思いました。 
共済事業を通じて子どもたちの未来のためになる仕事を見い出していきたいとも思いました。
小池 美和
(JA共済連)
それぞれの組織のCEOの取り組みや考え方について部分的にも触れることができ、「組合員に寄り添う」といった面において協同組合・相互会社として共通の認識が基盤にあることを感じ、ICMIFに所属する組織として、日々の業務へ真摯に向き合いたいと思いました。
猿田 浩己
(JA共済連)
一度きりではなく、複数回参加することで、海外の会員とのコミュニケーションの質の向上とともに、カンファレンステーマをより深く理解し、同時に国内とのコントラストを感じることができ、非常に有意義な機会となりました。
自組織内では複数回参加の意義を報告し、国内外問わずヤングリーダー間の長期安定的な関係性構築に寄与できるよう働きかけていきたいと思います。
立石 美佳
(こくみん共済 coop )
世界中のさまざまな組織が、それぞれの文化や課題に合わせて取り組みをしていることに驚きました。さらに、協同組合の理念である「相互扶助」や「地域社会の貢献」は世界共通だということも改めて認識しました。私たち日本が抱えている社会課題同様、世界でも同じような課題を抱えていること、そしてそれら社会課題を若いリーダーたちが連携して解決を目指し、取り組んでいることを知ることができました。これまでの経験を活かし、次世代リーダーとしての役割と次の世代への橋渡し役の責任も果たしていきたいと考えます。 
平松 陽介
(こくみん共済 coop )
環境問題をはじめとした社会課題や情勢などを常に理解するように心がけ、協同組合人として組合員に寄り添った活動を展開していきたいです。また積極性を継続し、さまざまなことに興味を持ち続けたいと思っています。
楠瀬 貴大
(こくみん共済 coop )
他団体が「どのような規模感」で「どの分野の保障事業」を提供しているのかを調べ、必要に応じて、他団体の取組事例を共有したいと考えています。
社会情勢や業界のトレンドにアンテナを張り、組合員のニーズに合った保障提案ができるようスキルアップしていきたいと考えています。また、取り組みの事例について、日本国内の同業他社だけでなく、海外にも視野を広げて、課題解決等へのアプロ―チをしていきたいと考えます。
能津 由紀子
(こくみん共済 coop )
世界の保険協同組合の知識をさらに広げ、自組織についてさまざまな視点で考え、広い視点で当会ができるお役立ちの可能性を考えていきます。
協同組合の強みである共創の視点を大切に、取り組みや各種施策を進めていきながら、あわせて、共済や協同組合の社会的意義を広く伝えていきます。
時代の変化へ対応するために、学び続け、成長し続けていきます。
堀田 真由
(こくみん共済 coop )
理念を念頭に、社会にどのような価値をもたらすことができるかなどの存在意義を考えて業務に向き合うことの重要性を再認識しました。広く伝え、共感や行動を増やすことで、理念実現に貢献していきます。大会の各セッションを聞く中で自組織の強みにも気づくことができ、今後は組織間の共創などを通じて、より強いものにしていきたいという思いを持ちました。
林 芳子
(日本再共済連)
消費者や従業員が企業に対して求める価値観が変化しており、企業も単なる利益追求ではなく、社会にどのように貢献するかが重要視されています。パーパス経営を実践することは、企業がその社会的責任を果たしながら、従業員のモチベーションを高め、長期的な成長を促進することができ、企業が持続的に発展するために欠かせない戦略である、ということを再認識することができました。
和栗 宗輝
(コープ共済連)
組合員への還元を目的とすることを前提として、協同組織の多くが利益を追い求めることに積極的だという事。諸外国のヤングリーダーの多くが「組織のため」に仕事をしていることが、新たな発見でした。
ICMIF大会中のパネルディスカッションで「従業員の満足度は顧客の満足度と比例する」という言葉がありました。どのような年次、ポジションであれ、皆が気持ちよく働くことができる環境を作ることが、最終的に組合員への貢献につながると理解し、今後の職務で心がけるようにします。
菅野 祥平
(コープ共済連)
大会で話されていた、「顧客が何を求めているかを把握し、その使命・ビジョンのために行動していくこと」の重要性について、コープ共済連では「組合員のため」という共通認識がありますが、自分たちの存在意義がより明確になっている組織は強い組織になれると感じたので、改めてこの意識は大切にしたいと実感しました。
また、協同組合であるだけでパーパス思考に優位性があると勘違いしてはならず、さらに自分たちの存在意義を明確にし、自組織の理念は大切にしつつ、成し遂げられることを考え続けたいと思いました。また、こうした意識を持つ職員が増えれば組織は強くなると感じたので、共感を広げられるような職員になりたいです。
保山 沙紀
(コープ共済連)
ICMIF大会に参加し、感じたコープ共済連の強みは、組合員のふだんの暮らしの近くにいて、組合員の声をしっかりと聴いているということです。大会期間中、いろいろなお話を聞きましたが、このようなお話は少なかったように思います。コープ共済に組合員の声を反映した商品が多くあるのも、地域生協や大学生協と連携した組合員との関わりが深いからこそだと思いました。このような環境や思いは、大切にしていくべき財産と感じました。
小野 眞介
(日本共済協会)
(会社、チームで大きな成果を出すためには)Purposeを関係者間で一致させることの重要性を改めて感じとることができました。そのために、常日頃から①会社と社員の「価値基準」を一致させること、②常に発信すること((経営者から社会へ、全社員へ。上司から部下へ。社員から顧客・同僚へ)※個人のPurposeは何個でもいい)の大切さを新たに認識することができました。
国際協同組合保険連合(ICMIF)ブエノスアイレス大会ヤングリーダーズプログラム参加報告日本共済協会調査研究部小野 眞介おのしんすけ