協同組合と共済事業の発展をめざし、調査・研究、教育・研修、広報・出版活動のほか、共済相談所として苦情・紛争解決支援業務を行っています。
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共済について共済って、いったいどんなの?

その「たすけあい」って、いつから始まったのかな?

 自分と家族が生きていくのに精一杯の時代でも、お金やものを融通しあう仕組みはありました。諸説はありますが、現代に通じる相互扶助のしくみの元は江戸時代には既にあったと言われています。
 江戸時代には、村落共同体というコミュニティ内で相互にたすけあうこと(相互扶助)が一般的でした。村全体でたすけ合っていたのですね。
 また、仲間内でお金を融通しあう無尽(むじん)、頼母子講(たのもしこう)、模合(もあい)といった仕組みは、鎌倉時代にさかのぼるといわれています。日本には、古くからみんなでたすけあう文化があったのです。

※メンバーが毎月お金を出し合い、積み立てられた資金をくじにあたった者が受け取って事業などに活用する金融の一形態。実際は順番で決められることが多いようです。