台風は、海水温が高いと水蒸気の供給を受けて発達します。最近は、地球温暖化の影響で日本近海の海水温が上昇し、近海での台風の発生や、日本列島付近でも巨大化しています。
　記憶に新しいところでは、2019年台風19号（令和元年東日本台風）の接近・通過にともない、広い範囲で大雨、暴風、高波・高潮となり、さらに台風21号や低気圧にともなう大雨も重なり猛威を振るったことで、全国で100名を超える死者・行方不明者が出る事態となりました。
　この時、東京では荒川が決壊する恐れがありました。
　・荒川決壊の危機