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国民に向けたメッセージ
<国民の皆さんへ~大事な命が失われる前に~> 〇自然災害は、決して他人ごとではありません。「あなた」や「あなたの家族」の命に関わる問題です。 〇気象現象は今後更に激甚化し、いつ、どこで災害が発生してもおかしくありません。 〇行政が一人ひとりの状況に応じた避難情報を出すことは不可能です。自然の脅威が間近に迫っているとき、行政が一人ひとりを助けに行くことはできません。 〇行政は万能ではありません。皆さんの命を行政に委ねないでください。 〇避難するかしないか、最後は「あなた」の判断です。皆さんの命は皆さん自身で守ってください。 〇まだ大丈夫だろうと思って亡くなった方がいたかもしれません。河川の氾濫や土砂災害が発生してからではもう手遅れです。「今、逃げなければ、自分や大事な人の命が失われる」との意識を忘れないでください。 〇命を失わないために、災害に関心を持ってください。 〇「あなた」一人ではありません。避難の呼びかけ、一人では避難が難しい方の援助など、地域の皆さんで助け合いましょう。行政も、全力で、皆さんや地域をサポートします。 |
出典:内閣府 中央防災会議「平成30年7月豪雨を踏まえた水害・土砂災害からの避難のあり方について(報告)平成30年12月」(P.33)
(下線:日本共済協会)
これからも行政によるハード面の防災対策はなされますが、ハードの整備でリスクを大きく減らせる時代ではなくなりつつあります。行政がすべてのリスクから住民を守ることを期待され、それをほぼ実行できた"幸せ"な時代は終わってしまったといえます。
これからは、住民一人ひとりが自分の命は自分で守る時代になったのです。